「泣かないもん。龍ちゃんのばーか。」


顔をあげた小雪はいつもの顔で少しだけ整った顔を険しくた後、いつもの声のトーンで笑った顔をしてそう答えた。



…俺は小雪に無理をさせたような気になって申し訳なくなった。


そんなときに出てきたパスタを、小雪は美味しい美味しいと食べてたけど、俺には味がわからなかった。