「龍ちゃんって謎。」



ここは駅ビルの中のパスタ屋。
夕飯時の混雑を避けるためにまだ4時くらいだが、早めの夕飯にすることにした。


メニューを決めた後の水を飲みながらの小雪のこの発言。



「俺はお前が謎。」

俺も水を飲みながら視線を横に避けながらそう言った。


「え!どこが!?」


俺をじっと見ていた小雪がビックリしながら言葉を返す。