「まぁまぁ、落ち着いて下さいよ!」


さすがの瞬さんもこの女2人組には叶わない様子で、何とかなだめようとするが女達は気にせず、小雪を舐めるように見てきた。



すると小雪が急に俺の手を握り



「彼氏でーす。ごめんなさい!龍ちゃん行こ!」


と、ニッコリ微笑んで言うとそのまま俺の手を引っ張り強引に店から出た。