土曜日の朝。
瞬さんと姉貴は二人とも早番らしく、
俺は瞬さんの車で壮太がいる病院まで送ってもらい、入り口で小雪が来るのを待っていた。


…クリスマスイブの前日の23日。
今日は小雪と壮太と3人で過ごす事になっていた。


今日は風も少なく、冬ながら温かい日差しを受けると気持ちがいい。


俺は昨日、瞬さんから言われた言葉を繰返し頭の中で考えていた。