「彩おねーちゃん…」



小雪は嬉しそうにそう呟いた。



「じゃあ、小雪ちゃんはうちにとまるってことで!」


姉貴の爆弾発言に、俺と小雪は


「え!?」

と大きな声を出した。



「だって、小雪ちゃんと私は友達であり姉妹なのよん♪私の部屋に泊まれば問題なし!」



姉貴の言葉に小雪は目をキラキラさせて


「い、いいんですか!?」


と、ノリノリである。



「ま、待てよ!俺はどうすれば…」


一方、俺は動揺しまくりながらそう言うと



「アンタ、変なこと考えるんじゃないよ!夜中に2人きりなんてさせないんだから!」


姉貴は俺を軽く睨みながらそう言ってきた。