「…そういうことだったのねー。にしても、小雪ちゃん!本当に可愛くなったわねー」


俺と小雪は瞬さんの車の後部座席に乗せてもらい、これまでのいきさつを2人に話した。



「彩おねーちゃ…いや、彩さん。私の事覚えてくれてたんですね!」


姉貴の言葉に感動したのか、小雪は少し興奮気味にそう話しかけた。




「彩おねーちゃんでいいわよ!小雪ちゃんの事本当に妹のように思ってたんだし!」


姉貴は助手席からこっちを向いて、ニッコリ笑いながら小雪にそう話しかけていた。