「なあ、片桐先輩と別れれば…?」 姫那を迎えにくるために1Bの教室に行くと、 姫那と男が話していた。 姫那が俺以外の男といることが嫌で、すぐ教室に入ろうとしたが その時聞こえた会話に、俺は一瞬固まった。 「やだっ!!!」 あんなに大声を出す姫那を初めて見た。 目ぇうるうるしてるし。