あたしの出番は無し……かぁ。 なんか寂しいけど、馬服先輩の邪魔はできない。 「ごめん、引き止めて。」 「ううん。馬服先輩がいるなら大丈夫だよ、きっと」 多分、今のあたしが鮎夏の所に行っても、 傷つけてしまうと思う。 「馬服先輩、頑張って欲しいなぁ」 「ああ」 その後は、2人がいなくなった静かなテーブルで、 豹先輩と昼休みを過ごした。