「見せつけとかないと、他の男に取られそう」


え……先輩?



「先輩…?

あたし、先輩以外の人、好きになったりしないよ?」




「……。そっか…」


先輩、顔真っ赤!

















「……ごめん、あたしちょっと……」




鮎夏がいきなり席を立って、走って行った。



席を立つ直前に見た顔は……





……泣いてる…