「席、空いてないんだろ? ここ座れば?」 先輩達のテーブルは4人掛けで、2人は向かい合って座っていた。 「えっ…いいの?」 「ん」 茶髪の先輩も、ニコニコしてて優しそう。 「あ、でも…友達も一緒だけど、いい?」 豹先輩に聞く。 そしたら、何故か茶髪の先輩がすっごく驚いて 「それってもしかして、鮎夏ちゃん?!」 えっ?! 「先輩、鮎夏のこと知ってるんですか?」 「え、あ…それは…」 「姫那ぁ〜、席あったー?」