学食につくと、沢山の生徒がいた。




「あたし買ってくるから、姫那席とっといてくれない?」


「おっけー」



鮎夏と別れて、空いてる席を探しに行く。



うーん…なかなか空いてない。




どうしようかなと迷っていた時、




「姫那〜」




あれ、誰かあたしを呼んだ?

聞き覚えのある声のような……




「こっちだよ、こっち」


腕がぐいっと引っ張られる。




「あ!豹先輩っ!」


そこには席に座っている豹先輩と、

茶髪の先輩がいた。