いつの間にか授業は終わっていて、昼休み。 みんな、机をくっつけてお弁当を食べたり、談笑していたり。 「姫那、あたま大丈夫?幸せボケしてるんじゃ…」 「だだだだいじょーぶ!!ご心配なさらずにっ」 「そー? あ、それより、あたし今日お弁当ないから学食行きたいんだけどさ」 「いこいこっ!!」 鮎夏はお財布、あたしはお弁当を持って教室を出た。