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夕飯を食べ終わってベッドの上でゴロゴロする。
〜〜♫
ケータイが鳴る。
画面には、『馬服 徹 マバラ トオル』の文字。
「なに?」
『豹っ!!お前、もう姫那ちゃんと付き合ってる??』
「はぁ?どーでもいーだろ。お前に関係ねぇし」
『冷てぇー!!!教えろよっ!』
なんだか、電話ごしの徹は興奮気味。
「お前、もしかして姫那のこと……」
少し考えただけで、イラついてくる。
徹は、中学から一緒で俺の1番の友達。
でも、もしこいつが姫那のことを好きだとしても、俺は譲る気なんかさらさら無い。
『いやいや!誤解すんなって!!!そうじゃなくて…』
「そうじゃねぇって、じゃあどういうことだよ」
『俺が好きなのは………』