「姫那、顔あかい」 「なっ…なんれもないよっ!」 うわあ、噛んじゃった!! すると、先輩はしばらくあたしの顔とココアの缶を交互に見てニヤッと笑った。 「なに、姫那。間接キスで照れてんの?」 「…てっ、照れてないっ!!」 「……じゃあ、いいよね」 何が って聞く前に、キスで口を塞がれた。 角度を変えながら、ゆっくりとキスされる さっきまで寒かったはずなのに、体が熱くて火照ってる。