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「じゃあ、また明日な」


「うん」




ケーキを食べ終わって、話をしていたら
すっかり暗くなっていて。



先輩は自転車にまたがって、あたしの頬を撫でる。


「おやすみ」








ちゅっ












不意打ちのキスを残して、先輩は帰っていった。






━━━━胸のドキドキで、暫く動けずに固まっていたのは当然のこと。