「どーしたの?二人して元気ないけど」


「実はね、全然進展がなくて…でも好きなんだよ…でも告るに告れなくて…」

と美月が答える。

「そーなんだ。実は彩も…白河くんとキスとかしたけど…ひとみに申し訳なくて…その、カレカノになれなかった…」

彩華…。それは辛いね…


「彩華ー、もぅいいよ?ひとみには龍司がいるからー」

ヘラヘラ笑いながらひとみが言う。

「え?」

さすがに彩華も驚くよね。