ちゃらん♪
ひとみはお金を入れてまた挑戦した。


なんなん?あいつムカつく!


絶対とってやる!!!とは言ったものの
なかなかとれないよぉー。


よぉーし、もー1回!!!!!


あー、もぅダメだぁ。とれないよぉー。

ひとみは瑞貴くんをちらちら見る。

瑞貴くんはニヤけながらじーっとユーホーキャッチャーのボタンを見つめてる


あーー!もームカつくなぁ!!

「何?取れねーのか?ハハハ。」

うーっわ。ムカつくー。なんなんだよー?

もぅいいや諦めよーっと。


「もーいいの!ウザイ」


「取ってやるよ。借せ」

えー?プライド的にー。でも取ってくれんの?うれしーぃっ!

「ふーんだ。取れないくせにカッコつけんなよーだ!じゃあとれよ!」


意地っ張りなひとみはつい、そんなことを口にしてしまった。

「こんなの、簡単に取ってやるよ。みてろよな?」

「ぉう!!」

ちゃらん♪


瑞貴くんはものの数秒で簡単に取ってしまった。

「すげー!!!!!ありがとう」


「まーな!俺天才だから!」


ってかさ、瑞貴くん意外と喋るじゃん!


「なーんだ。」


「は?」


「喋れんじゃん♪」


瑞貴くんはそのまましばらく固まってから

「そーいやそーだなww」
と返事をした。


よかった!ノリがよくて喋りやすい!