「はぁ...。
 
 やっぱり大きいなぁ...。」

私は、木を見上げそう呟いた。

やはり、窓から見るのと傍で見るのは

感じ方が違う。


私は木のすぐ傍にある

ベンチに座ろうとした。

しかし、そこには...


私と同い年くらいの

男の子が寝ていたのだ。