「ったく、なんでお前はいつもそうなんだ!!」

_バキっ

また今日も鈍い音が部屋に響き渡る

「いつまでたってもわからんやつだなっ!」

_ドンっ

そんなの分かるわけねぇだろ...

「お前のせいで春奈は死んだんだっ!!」

お前のせいだよ...

父さんがわかれよ...

「はぁ...明日も仕事じゃねぇかよ...

 そんなとこでつっ立ってねぇで

 早く消えろ...」

「はい...」

俺は早足で寝室に向かい

父さんの隠し子...亜美の隣で寝た。