毎日こうだ。

あれから彼には一度も会っていない

窓から見える桜の木に

来ているようでもないし...

『何故こんな体で生まれてきて

 しまったのだろう...?』

なんども自分に問いつめた。

でも彼に会ってから

死のうとは思わなくなった。


会いたい...


ただそれだけで

生きようと思えるようになったのだ。