「あ。もうこんな時間じゃん

　俺帰らないといけないから、

　また今度会った時はちゃんと

　俺の名前呼んでくれよ?

　じゃ、またな」

そう言われ、ふと庭に設置されている

時計を見るともう5時だった

私は慌てて

「あ、はい！ではまた」

そう言うと彼は

最後に笑って

手を振ってくれた。

「あ、私も帰らないと」

そう一人で呟き帰った。