「美奈。」


「なぁに?渡辺くん。」


「はぁ…もうそろそろ下の名前で呼んでよ。」

「ごめんっ!もう定着しちゃってるの。」



「まあ、いいか。」


そう渡辺くんはつぶやくと、私の前に膝まづいた。



「えっ?ちょっと…何してるの?!」


真剣な目で見つめられる。



「美奈。俺と、結婚してください。」





え…?これは、幻かな?



「ずっと美奈だけを愛してる。」



涙が止まらない。



「私も、愛してる。お受けします。」



その瞬間、抱きしめられる。


「幸せになろうな。一緒に!!」

「うん!」







「「愛してる!!」」







end