そして、渡辺くんとは毎日体を重ねていた。
そして、ある日。
渡辺くんを家に入れて、キスしている時に、日向が部屋に入ってきた。
「渡辺…お前っ!」
顔を真っ赤にして怒る日向の前に立って、はい、と手を出す。
「合鍵、返しにきてくれたんだ。ありがと。」
私の顔を見た瞬間に日向の顔から表情がなくなる。
「合鍵、返しにきてくれたんでしょ?」
「いや、ちが…。お前と話をしようと思って…」
チラッと渡辺くんを見ると、「じゃあ、今日は帰るから。」
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