──ガチャ
「おはよ」
「りょ、亮!おはよ」
亮が玄関の前にいつもいるのがもう当たり前になってきた。


学校につくと、雄也はもう自分の席に座っていた。
「ゆ、雄也」
「ん?なに?」
「ちょっといい?」
そう言ってわたしたちは廊下にでた。
「昨日のことなんだけど…」
「あ、うん」