いきなり雄也から別れを告げられた。
わたしは雄也が帰ったあと部屋にこもり泣いた。
「…ううっ…なんで?悪い夢のとおりになっちゃった…ううっ」
悪い夢なんか見なきゃよかった。
本当に別れちゃったじゃん。
てことは、わたしの隣に誰か来るの?
そして、わたしは幸せになるの?
わたし、雄也じゃなきゃ嫌だよ。
でも、雄也は本当の気持ちに気づけって感じだった。
わたしの本当の気持ち?
亮が好きってこと?
でもね、わたしもう諦めることできたんだよ?
なのに…別れることになるなんて。
もう1度、亮を好きになれってこと?
もう、わかんないよ。