そのあと、優奈とももかはわたしと雄也の話題で盛り上がっていた。
「雄也ごめんね」
「いや別にいいよ!」
「ほんとごめんね」
わたしが雄也にあやまっていると、いきなり雄也はわたしの耳元で…
「キスしたことバレるよりマシだろ?」
「…ほぇ!?」
「ははっ!あいら顔真っ赤ー!」
「あんなこと言われたら誰でも赤くなっちゃうよ!」
まさか、雄也からあんなこと言われるなんて思わなかった。
「じゃあ、また明日な!」
「うん!バイバイ!」
わたしは微笑みながらアパートの中へ入った。
「本当幸せだなー」
このとき、ももかと亮が本当の気持ちを言いあってるなんて知らなかった。