あたしはショックで...



目の前が真っ暗になって




パニックを抑えるのに必死だった







《誰...?》







あたしの知らない女の声が




涼雅の家のインターホンから聞こえる...






「あの、どちら様?」



落ち着け


落ち着け あたし


もしかしたらこの女は


涼雅の姉とかかも知れないじゃん...





動じるな