「まだね、分かんないの。ケド、多分、
好きになっちゃうと思う……」
辛辣なこと言われてるんじゃないのに。
奈々の言葉を聞くたびに、心臓が痛くなる。
「応援……してくれる?」
「えっ……」
ダメなんて、言えない。
私は奈々の彼氏、盗っちゃったんだ。
星哉はもう、私の彼氏じゃないんだ。
奈々は親友。
私の罪を許してくれた、大事な大事な親友。
「勿論!」
「ほんとぉっ。ミッキーならそう言ってくれると思ってたよぉ」
奈々は本当に嬉しそうに微笑んだ。
二度と壊しちゃダメだ。
今度そんなことしたら、大事な親友を失うことになる。
だから……
だから星哉…………
バイバイ。
好きだけど……
誰よりも一番、
大好きだけど…………
世界で一番大切な友だちに、星哉のことを譲ります。
好きになっちゃうと思う……」
辛辣なこと言われてるんじゃないのに。
奈々の言葉を聞くたびに、心臓が痛くなる。
「応援……してくれる?」
「えっ……」
ダメなんて、言えない。
私は奈々の彼氏、盗っちゃったんだ。
星哉はもう、私の彼氏じゃないんだ。
奈々は親友。
私の罪を許してくれた、大事な大事な親友。
「勿論!」
「ほんとぉっ。ミッキーならそう言ってくれると思ってたよぉ」
奈々は本当に嬉しそうに微笑んだ。
二度と壊しちゃダメだ。
今度そんなことしたら、大事な親友を失うことになる。
だから……
だから星哉…………
バイバイ。
好きだけど……
誰よりも一番、
大好きだけど…………
世界で一番大切な友だちに、星哉のことを譲ります。