ちっ違うそんなはず……
『お前にも朗報くれてやる。本気で惚れた』
ヤバイ……私、好きかも……
彼氏がいるのに。
奈々は友だちなのに。
どうしよう……奈々に、何て言おう。
寿を懲らしめたことにはなりそうだけど……
私があいつを好きになっちゃうなんて……
私は次の日、ちょっと早めに登校して、昨日借りた
シャネルの服とかを入れた袋を寿の机の上に置いた。
ため息が出た。
今日朝起きてから、何度目だろう……
「おはよ~ミッキー」
朝、奈々は明るい笑顔で私のところまで来た。
昨日のこと、聞きたいんだと思う。
「どうしたの?」
「うん……昼休みに話すよ」
昼休みに、星哉に一緒にご飯食べられないって謝って、奈々と体育館の裏に行った。
「寿に、告白された」
「えーっ!!」
奈々が息を飲み、絶句してる。
「ごっごめんね奈々」
「あっ謝ること……ないよ……」
って言ってくれた奈々だけど、明らかに声が沈んでる。
そりゃあ、ショックだよ。
だって、奈々とのことがあってから、そんなに日が経ってないし……
「多分、寿はMなんだと思うよ? キスされそうになったから慌てて殴ったの。
そしたら、告白された」
バカ私っ! 何言てんのっ!!
奈々が寿に遊ばれたんだってこと、再認識しちゃうじゃん!!
『お前にも朗報くれてやる。本気で惚れた』
ヤバイ……私、好きかも……
彼氏がいるのに。
奈々は友だちなのに。
どうしよう……奈々に、何て言おう。
寿を懲らしめたことにはなりそうだけど……
私があいつを好きになっちゃうなんて……
私は次の日、ちょっと早めに登校して、昨日借りた
シャネルの服とかを入れた袋を寿の机の上に置いた。
ため息が出た。
今日朝起きてから、何度目だろう……
「おはよ~ミッキー」
朝、奈々は明るい笑顔で私のところまで来た。
昨日のこと、聞きたいんだと思う。
「どうしたの?」
「うん……昼休みに話すよ」
昼休みに、星哉に一緒にご飯食べられないって謝って、奈々と体育館の裏に行った。
「寿に、告白された」
「えーっ!!」
奈々が息を飲み、絶句してる。
「ごっごめんね奈々」
「あっ謝ること……ないよ……」
って言ってくれた奈々だけど、明らかに声が沈んでる。
そりゃあ、ショックだよ。
だって、奈々とのことがあってから、そんなに日が経ってないし……
「多分、寿はMなんだと思うよ? キスされそうになったから慌てて殴ったの。
そしたら、告白された」
バカ私っ! 何言てんのっ!!
奈々が寿に遊ばれたんだってこと、再認識しちゃうじゃん!!