コンコンッッ


「はい?」

『あたしー』

「入っていいよ」

『失礼しまーす』


あたしは良夜の部屋に入った


『やっぱり良夜の部屋はきれいだね……』

「そうか?」

『うん。あたしの部屋よりきれい』


ほんとすごいなぁ……


あ、そういえば


『良夜あたしに何か用あるの?』

「髪の毛乾かしてやろうと思ってな♪」

『へ?』


か、髪の毛……?


『自分で乾かせるよ?』

「俺が乾かしてあげたいの。だから、おいで」


そう言ってベットの上をポンポンしてあたしを呼ぶ


それじゃあ……


『お願いします……』

「ん」


そう言うと良夜はあたしの髪を乾かし始めた


指が当たって少しくすぐったい


「髪……ほんとサラサラだよな」

『そうかな?』

「うん」


そして良夜はとてもきれいに髪を乾かしてくれた


「はい乾いた」

『ありがとう!良夜もお風呂から上がってきたらあたしが乾かしてあげるね!』

「ん。じゃあ、風呂入ってくるわ」

『いってらっしゃーい』


バタンッッ


良夜を見送った後あたしは布団にダイブした


『ん~♪ふかふかで気持ちい♪』


あー……眠くなってきた……


うとうとしているとあたしはそのまま意識を手離した