<名無しさん:
ホントに困ってんの!お願いだから助けて>

<名無しさん:
なにいってんの、こいつ。スルーでおK?>

<名無しさん:
だめだよ、変なの相手にしちゃwソレより、ハナカンまじほしー>


シュ、シュ、シュッ

ビリッ、ザクっ



あの音がどんどん近づいてくる

「おに」が


くる・・・・


シュッ!シュッ!シュ!シュッ!

ドゴンッ!ドゴンッ!



・・・・・シーーーーン・・


一瞬の静寂。

スーーーッ


真っ暗な押し入れの中に、新しい空気が少しずつ侵入してくる。

毛だらけの丸い腕が扉を引く。


・・・終わった。


キィ--------ッ!!









「・・・・みぃ・・つけた。」