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「最近対立していた同業者と、手を組むことになった。
そこでだ。
その同業者の中に、お前と同じ16の男がいる。
そいつとコンビを組んで、とある高校に潜入して
ある人物を暗殺して欲しい。」
「つまり、高校に編入しろと…いうことでしょうか?」
「そうだ。」
学校…。
暗殺者になると決めたあの日から、
ずっと行っていなかった。
暗殺が目的だけど、学校に行けると聞いただけで心が躍る。
「(高校に行けるのかぁ…。)」
内心はそう思いながら、
私は冷たいフリをしてこう答えた。
「分かりました。必ずやってみせます。」
「…頼もしいな。
もうしばらくしたら、お前のパートナーとなる男が来る。
……惚れるなよ?w」
「『暗殺者は、感情を持ってはならない。』
最初にボスが言った事ですから。」
「そ、そうかw」