私の服のボタンを外し始めたのだ。
おい、おい、おい、おい!
ちょっと待てや!


私は、これは正当防衛だと思ったので、
遼也のお腹を力いっぱい殴った。

勿論、遼也は痛すぎたのか気絶してしまった。


いや、力いっぱい殴ったとは言え、仮にも遼也は龍呀の副総長だろ?

(いゃ、ただ単に婭緒葉のパンチが強過ぎただけである。)


それから、遼也に掛け布団を掛けてその部屋を後にした。