「羅夢、おはよ」 「おはよっ!」 声を掛けてくれたのは、幼稚園のときから一緒の山本 愛実。 愛実は、165cmと女子にしては長身で、頼りになる、私の大切な親友。 中学校でも同じクラスになれて、嬉しい。 なんでも話せる、ほんとにほんとに大切な親友だから。 そして、憧れの存在。