「それではいきなりで申し訳ありませんが、
 本条桜様。

 よろしくお願いいたします。」



拍手が鳴り響く。


颯爽と響くヒールの音。


彼女の周りはまるで
花が生えているような感覚さえ覚える。


彼女を見れば
見とれない男はいないとかなんとか。


・・・あっ、陣先生鼻の下伸びてる。

生物教師、足踏んづけてる(笑)