「連は部活サボっていいの?」

私はスクバを振り回す。

「うん。剣道ってやっても飽きるし。絵の方描きたいもん。」

頬の指を外すと連は。

「それに、笑美といた方100倍楽しいもん。」

連はいいな。


笑って。

笑えて。

私が少し連のこと疑ってても。

連は。

「笑美っ!!」


私の事を。


信じてくれているのだろうか?