「急ごー!!!」

連と走った、学校へと。
きっと学校に着くと竜の事でみんな騒いでるだろう。
それを聞いて嫉妬する男子もちらほら居るに違いない。
その姿を想像すると何かのお笑いなんかより100倍面白いだろう。
しかし、私から抜けた笑顔はどんな面白い事を聞いても笑えない。
どこかぎこちない笑顔だ。
自分が笑えない。