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「おはよー笑美!!」
いつも笑顔で電信柱に寄りかかって手を振る連の姿。
なぜか私は安心した。
「おはよう」
私は今日も、作り笑いだった。
面白いテレビの話や、占いの話。
母が亡くなった時から変わらない嘘は私を傷つけはじめるばかり。
「あ!!」
連が思い出したという顔をして私を見る。
「何・・・?」
私は連の顔をじっと見つめ眉を歪ませる。
「転校生!!来るらしいよ!!」
その言葉を聞いた時、何かが繋がる音がした。
私はハッと目を見開いた。
転校。
昨日の事を思い出した。
あの、私のリスカの邪魔をしたー・・・
「菊地竜・・?」
不意にその名前が口から出てきた時に私は手首をギュッと握った。
すると連は驚く顔をして私の手を握り、輝く瞳をさらにキラキラさせて言った。
「しっ・・・知ってるの!?竜先輩ッ!!何・・・知り合い!?」
ハキハキとしている連。
私はど言ったらいいのか、言葉が出て来なかった。
「おはよー笑美!!」
いつも笑顔で電信柱に寄りかかって手を振る連の姿。
なぜか私は安心した。
「おはよう」
私は今日も、作り笑いだった。
面白いテレビの話や、占いの話。
母が亡くなった時から変わらない嘘は私を傷つけはじめるばかり。
「あ!!」
連が思い出したという顔をして私を見る。
「何・・・?」
私は連の顔をじっと見つめ眉を歪ませる。
「転校生!!来るらしいよ!!」
その言葉を聞いた時、何かが繋がる音がした。
私はハッと目を見開いた。
転校。
昨日の事を思い出した。
あの、私のリスカの邪魔をしたー・・・
「菊地竜・・?」
不意にその名前が口から出てきた時に私は手首をギュッと握った。
すると連は驚く顔をして私の手を握り、輝く瞳をさらにキラキラさせて言った。
「しっ・・・知ってるの!?竜先輩ッ!!何・・・知り合い!?」
ハキハキとしている連。
私はど言ったらいいのか、言葉が出て来なかった。