☆皐side☆


俺はそれから少しの間屋上にいた。


乃愛の泣きそうな顔が頭から離れない。


考えててもきりがないからそろそろ帰るか…。


屋上からでてカバンをとりに教室に戻った。


まだ何人か残ってた。


乃愛のカバンもまだある。


俺はカバンを背おい教室を出た。


くつ箱に向かう途中、中庭の前を通った。


・・・!?

俺は中庭で乃愛を見つけた。


知らない男と仲良さそうに話していた。


腹がたつし、なんかもやもやする。


俺はまだこのもやもやの意味が分からなかった・・・・。