それから、たくさんのお化けが出てきて、作り物だとわかっているのによく作りこまれた恐ろしい姿に何度も悲鳴を上げた。
そして多分そろそろ出口だろうと思って少し気を緩めて歩いていた時だった。
---カサ…カサ…
何やら音がする。
まだ恐怖は終わっていなかったんだ。
ゆっくりだったその音はだんだんと近く速くなっていき…。
---カサカサカサカサッ
「っひ!な、なに?!」
足を止めてしまった。
そんなところへ…。
「おい…」
声と同時に段ボールと黒いカーテンで作られたと思われる壁から男の人の上半身だけが現れた。
ボサボサな頭の男の人は低い声で
「お前のその脚をくれぇぇ!!」
と叫んだ。
狂ったような声、顔に私たちは悲鳴を上げずにはいられなかった。
「きゃぁぁぁぁ!!」
一目散に出口へと向かった。
そして多分そろそろ出口だろうと思って少し気を緩めて歩いていた時だった。
---カサ…カサ…
何やら音がする。
まだ恐怖は終わっていなかったんだ。
ゆっくりだったその音はだんだんと近く速くなっていき…。
---カサカサカサカサッ
「っひ!な、なに?!」
足を止めてしまった。
そんなところへ…。
「おい…」
声と同時に段ボールと黒いカーテンで作られたと思われる壁から男の人の上半身だけが現れた。
ボサボサな頭の男の人は低い声で
「お前のその脚をくれぇぇ!!」
と叫んだ。
狂ったような声、顔に私たちは悲鳴を上げずにはいられなかった。
「きゃぁぁぁぁ!!」
一目散に出口へと向かった。