-樹side-
2年前のあの日、ちひろが事故に遭うまでこんなことになるなんて想像もしていなかった。
『…ゴホ、ゴホ』
『どうしたの、樹。風邪??』
教室でちひろや他のクラスメイトたちと話しているときに、咳き込んだ俺にちひろが心配そうに声をかけた。
『そういや、さっきからよく咳してんな、大丈夫か?』
他の奴らも心配してきた。
『あぁ~…かもなぁ』
ちょうどそのころは寒くなりだした季節の変わり目だったから体調を崩してしまったんだ。
『誰かマスク持ってね??』
と尋ねてマスクを持っていた奴にマスクをもらって付けておいた。
2年前のあの日、ちひろが事故に遭うまでこんなことになるなんて想像もしていなかった。
『…ゴホ、ゴホ』
『どうしたの、樹。風邪??』
教室でちひろや他のクラスメイトたちと話しているときに、咳き込んだ俺にちひろが心配そうに声をかけた。
『そういや、さっきからよく咳してんな、大丈夫か?』
他の奴らも心配してきた。
『あぁ~…かもなぁ』
ちょうどそのころは寒くなりだした季節の変わり目だったから体調を崩してしまったんだ。
『誰かマスク持ってね??』
と尋ねてマスクを持っていた奴にマスクをもらって付けておいた。