…ギャッ?!


校門を通り過ぎたところで私はちょっと離れたところに樹の姿を発見してしまった。


いつものように大勢の友達に囲まれて笑っている。


「あはは!お前バカかよ~っ」


楽しそうに笑っていた。


そんな樹の表情を見て、離れているのに顔が熱くなった。


朝から樹の顔が見れてうれしいけど、自分の気持ちを自覚したせいか…


なんか、会いたいけど会いたくないよ!