「かれん、そんなに俺のこと、見るなよっ/////なんか照れるだろっ」



あたしの視線に気づいた一樹はほんのり頬を赤く染める。



そんな表情も可愛くてそばに行って、思わず抱きしめたくなる。



心の底から・・・愛しい人・・・・・あたしの大切な人。



「だって一樹のことならずっと見ててもいいくらいだもん。それくらい大好きなんだよ？」



「なんだそれ？まぁ、俺も・・・・・好きだけどさ」



土曜のランチ、待ち合わせをして小さなレストランに入ったあたし達。



可愛らしい洋風の店内になんだかミスマッチのあたしの彼氏。



サラサラした茶色の髪が爽やかで、見つめられると吸い込まれそうなくらい大きい瞳。



カッコイイ・・・・・。一樹に会うたびに思ってしまう。



この人が彼氏なんて・・・・・ってね。