「お前、あの頃より髪伸びたな。」



「え?」


多分、あの頃というのは私が幕末に来たときの頃だろう



もう、あれから凄く時がたった


最初の頃は苦手だった土方さん

でも、今では一番愛おしい人


「なぁ、空子」



「....?なんですか?」




ばっと私の膝から飛び起き私を見つめる土方さん。


その瞳が妙に真っ直ぐで私をみるからドキドキしてしまう