「あ?」

一気な顔が鬼に変わった。

「幸せをあじわえばいつかは不幸をあじあわなければならないってことかな…。」

「結衣、お前は俺が幸せにしてやる。不幸になんかさふねぇー。」

私を引き寄せて力強く抱き締める流星にこれが私が求めていたものなんだと心の底から心底おもった。

『バンッ!』

二人で抱き合っていると…

「瑠羽ぅ~♪」

月夜が大声で入ってきた。

それに続いて太陽、琉貴、空斗

「あ、遅かったね。」

流星と私はいつも皆より先にここに来る。