「鈍感女」

「鈍感女って誰?」

少し嫉妬している自分は無視して

「お前のこと」

は?

「鈍感じゃない」

キャー、キャー五月蝿いとこからやっとのことで敷地内に入れた。

するともう男、男、男、男、男

今なら海陸の華がないってことが分かる。

「お前は美人だ」

真剣すぎる流星の目に心臓が音を立てる。

「お世辞は結構です。」

「はーこの話は終わりな?早くしねぇと遅れる。」

「へい!」

「なんだその返事」