それから月夜は大喜び、そして文化祭は私がメイドをして他の人はメイドをする人もいれば裏方の人もいる。

流星は何もしないらしい。

何とも自由なお方であろう。

体育祭は勝手に祐さんが決めるらしい。

借り物競走と二人三脚に出る私

他の人は無駄に走る競技ばかりで二人三脚で私と走る流星以外は…なんか他の男と走らすなんて無理だのこと…。

「これで決定な。」

祐さんが勝手に決めたことに誰も文句は言えまい。

「祐さん」

「何だ、瑠羽」

「喧嘩って…あの喧嘩?」

「あぁ、お前が思ってるやつだ。」