ハッとしたときにはベットに寝かされていて流星が私にまたがつていた。

「流星?」

「俺のこと好きってほんとか?」

不安げに揺れる流星の瞳

いつもは自信に満ち溢れていて何千にんもの頂点に立つ男

でも、今は私なんかのことでこんなにも弱くなっている。

「流星のこと好き、大好き。」

私が笑みを浮かべて言うと流星は嬉しそうに笑った。

「じゃ、いいか?」

私は鈍感な訳ではない。

だから、流星が何を言いたいかなんてわかる。