「イヤッーーー!!!!!!……ハァ…ハァ…ハァ…」

呼吸が乱れる。

何であんな夢を?

もしかしたら…そろそろ迎えが来る?

流星とはもういられない?

そんなのヤダ…

私は急いで支度をする。

流星の傍に…1秒でも長くいたいから…。

「もしもし、流星?」

『ん?』

「迎えに来て?」

『あぁ、今向かってる。後数分で着く。』

「分かった。待ってるね。」

ツーツー…ツーツー…

この虚しい音が心に響く。

もう出てるってことは流星も私に早く会いたかったのかな。

って、自惚れすぎか…