「龍也はもう後戻りの出来ないとこまで来てるの…私たちの決断は警察につき出すことよ。」

強い眼差しの鈴さん、息子を警察につき出すなんてと思う人もいるかもしれない。

でも、これは大事な決断

「私は…五十嵐龍也を殺すために…復讐するために生きてきました。空斗を奪った五十嵐龍也をどうしても許すことが出来なかった。だけど…五十嵐龍也も私と同じような過去を背負って生きています。だから…私は…五十嵐龍也を…生かすことにします。」

考えた…でも、だからって人の命を粗末にしていいものではない。